2021/10/23 04:00 ウェザーニュース
毎年のように乾燥に悩まされる冬が近づいてきました。保湿が欠かせないことはもちろんですが、近道なのは腸内環境の改善だそうです。これからの季節の乾燥肌対策を、草間かほるクリニック(東京・麻布十番)の草間香院長に伺いました。
「いくらスキンケアに手間をかけても、腸内環境が悪ければ肌に悪影響が出ます。正常な肌は細胞が入れ替わるターンオーバーを繰り返していますが、腸に悪玉菌が増えると腸内環境が悪くなり、有害物質が産生され、腸管内で再吸収され全身に送られてしまうのです。
その結果、肌のハリが失われ、くすみが出ます。さらに悪化すると、肌荒れを起こしたり、吹き出物ができたりします」(草間院長)
腸内には善玉菌と悪玉菌がいますが、それが肌の健康を左右するというのです。腸内がどうなれば、肌が乾燥せずに潤うのでしょうか?
●善玉菌……消化吸収の主役で、肌を含む全身の調子を整え、免疫力を高める
●悪玉菌……腸の働きを不活発にして腐敗させ、肌をはじめ全身に悪影響を及ぼす
●日和見菌……健康なときは善玉菌に、不健康なときは悪玉菌に傾く
「これらのバランスをとることが大切で、【日和見菌7:善玉菌2:悪玉菌1】くらいが腸内環境の整った状態と言われます。バランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動、ストレス管理などで腸内環境を整えることが、肌を守る近道になるのです」(草間院長)
「それにはいくつかのポイントがあります」と、草間院長は以下の3点を挙げました。
(1)善玉菌を増やす食材を摂る
ヨーグルトは、便秘などの腸トラブルを解消するイチ推しの食品です。これは発酵食品全般に言えることですが、微生物(乳酸菌)を加えて分解させてつくられたヨーグルトは、もっとも効果的に善玉菌を増やして腸内の環境を整えます。
もちろん、納豆、味噌、酢などの発酵食品も有効です。ヨーグルトを中心にほかの乳製品や発酵食品を多様に摂取することをお勧めします。
(2)水分は1日1.5〜2リットル摂取が必要
水を飲むのが苦にならない人は水がいいのですが、気分を変えたいときはお茶やノンカフェインのハーブティーなどを飲んでもいいでしょう。体を冷やさないために、冷たくするのは避けましょう。
水分は肌の新陳代謝に欠かせませんし、何より乾燥防止になります。また、便秘の予防にもなるので、腸内環境を整える大きな味方です。
「このほか、肌成分のひとつとなるオメガ3などの不飽和脂肪酸は、体の中でつくれません。小さじ1杯のえごまオイルや亜麻仁油を毎日摂ると、腸内環境を整えることに役立ちます。
乾燥肌に悩む人は、腸内環境を整えるのが近道です。スキンケアだけでは、全身の健康は得られません」(草間院長)
皆さんもこのアドバイスをもとに、冬の乾燥肌対策を立ててはいかがでしょう。
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