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Saturday, April 9, 2022

チャリティー商品販売、「ひまわり」上映…地方で広がるウクライナ支援の輪 「少しでもできることを」 | 鹿児島のニュース - 南日本新聞

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利益がウクライナ支援に寄付されるチョコレート「プリストレスチュ」

利益がウクライナ支援に寄付されるチョコレート「プリストレスチュ」

 ロシアの侵攻を受けるウクライナ国民らを支援しようと、売り上げや利益を寄付金にあてるチャリティー商品やサービスが鹿児島県内で広がっている。ポストカードや飲食物、映画上映などさまざま。店主らは「少しでもできることを」と思いを込める。

 鹿児島市のショップ&ギャラリー・サムシングは、県内のイラストレーター2人によるウクライナの平和を願うポストカードを制作。1枚100円で販売し、日本赤十字社を通じて全額寄付する。系列の観光農園「農園ガーデン空」(阿久根市)でも扱う。

 会員制交流サイト(SNS)で紹介したところ、県内外から問い合わせがあった。企画した塚田悠佑マネジャー(38)は「自分にできる支援をしたいという人が多い」と話す。

 霧島市の万膳酒店は、秋田県の蔵元が同国支援のために造った日本酒を飲食店に卸す際、利益を義援金に回した。1日付で在日ウクライナ大使館に送った。留学時に知り合ったウクライナの友人がいる万膳尚幸店長(35)は「難民や被害に何かしらの助けになりたい」と力を込める。

 オーガニックチョコレートをオンライン販売するピアフィンヌ(鹿児島市)は、ウクライナの野菜ビーツや同国産ハチミツを使ったチョコレートを発売。利益は鹿児島への避難者に寄付する。首都キーウ(キエフ)や西部リビウを訪れた経験がある野田侑里代表(26)は「歴史的な建物が残る美しい国。チョコで魅力を伝え、支援したい」。

 鹿児島市のガーデンズシネマは9~22日、ウクライナで撮影されたイタリア映画「ひまわり」を上映する。代金1500円のうち、300円を支援金に充てる。

 黒岩美智子支配人(63)は「戦争で引き裂かれる男女の悲しい愛を描いた名作。『少しでも早く戦争が終わって』という平和への思いを皆で持って、願いたい」と祈った。

 県内の行政機関も募金箱を設置し寄付を呼び掛けている。公営住宅の提供を決めた自治体もあり、垂水市は15戸を用意した。

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