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メイクスポンジやメイクブラシを最後にお手入れしたのはいつ?
メイクスポンジやメイクブラシを最後にお手入れしたのはいつですか?
「えっ? そのままじゃいけないの?」とドキッとした人もいるのでは。
何気なく毎日使っているメイク道具ですが、その汚れが肌トラブルの元になっている可能性があります。
特に、毎日肌に触れるメイクツールは、扱い方を間違うと雑菌の温床になりかねません。使い続けるとコロッケのように変色しているスポンジも…。
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メイクスポンジ・メイクブラシのリスクとは?
お手入れをさぼっているとどんなリスクがあるのでしょう?
10代から70代まで多くの女性や男性の美肌を支えるカリスマ皮膚科医・高瀬聡子先生に、「肌はこう扱うべき」という基本的なトリセツも交えつつ、メイクスポンジやメイクブラシといったベースメイク道具の注意点、肌に生じうるトラブル、そして正しい肌の扱い方について話を聞きました。
リスク①菌バランスが乱れる
「常在菌というワードは、皆さん聞かれたことがあるかもしれません。肌の上にはたくさんの菌があり、それらがうまくバランスを保っています。たとえば善玉菌には潤いを与える働きがありますし、悪玉菌は増えすぎるとか肌荒れにつながることも。ニキビで有名なアクネ菌などは日和見菌と呼ばれ、通常の状態だと善玉菌として働くのですが、増えすぎると肌トラブルを招く悪玉菌的な働きをします。汚れたスポンジやブラシは菌バランスを乱す一因となるので要注意です」(高瀬先生)
リスク②バリア機能が落ちる
「肌の菌バランスが乱れると、それはバリア機能の低下につながります。炎症が促進されて赤みが出やすくなったり、潤いが減って乾燥しやすくなったりすることが」。肌のゆらぎに直結する菌バランスの乱れは、普通に生活していても、空気の乾燥や温度変化、ストレスなどで生じてしまいます。そこに汚れたツールを使うと、追い打ちをかけてしまいかねません。
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リスク③かゆみやニキビが出現
バリア機能が乱れた結果、アクネ菌が増殖すればニキビができることに。また、黄色ブドウ球菌が増えるとかゆみを生じたり、アトピー性皮膚炎につながったりことも。「肌の常在菌バランスが整っていれば潤いがキープされるので、メイクスポンジやメイクスポンジなどのツールは常に清潔に保ちたいですね」
皮膚科医が考える、肌のトリセツとは?
高瀬先生によれば、汚れたメイクスポンジやメイクブラシを気にせず使ってしまう背景には、そもそもスキンケアの知識不足があるそう。「特に若い方に多いのが、『メイクはクレンジングで落とすもの』という知識がなく、洗顔だけで済ませているようなケース。スキンケアの“基本のき”がわかっていないままお手入れしていると、自ら肌トラブルを招く可能性があります」
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スキンケアのワースト3
スキンケアの基本…と改めて言われると、わからない人も多いはず。高瀬先生によれば「一番に大切なのは、こすらないこと! 次に、洗いすぎも肌にダメージを与えます。最後に大切なのが、汚れた道具や指で肌に触れないことですね」。つい「どんな化粧品をつけるか」「どんな栄養を与えるか」に気をとられがちになりますが、それよりも「肌の扱い方」のほうが優先順位は上です。こすらず、洗いすぎず、汚さずの3原則をまずは意識してみましょう。
雑菌が繁殖しやすいメイクスポンジとは?
「基本的に、水分が多いメイクスポンジは、雑菌が繁殖しやすくなります。また、悪玉菌にもなりうる日和見菌は、嫌気性といって空気がない環境を好む傾向にあります。そうなると、厚みのあるメイクスポンジは中に菌が繁殖しやすいので、注意が必要です」。
特に、水ありでのメイクスポンジ使用(いったん水に浸し、絞って湿った状態で使うこと。ファンデが肌に密着しやすく、粉っぽさもなくなるためプロのメイクアップアーティストも好むテクニック)は、雑菌が繁殖しやすくなるので、濡らして使ったらその都度しっかり乾かす必要があるそう。衛生的な意味でも、そしてムダをへらすエコの観点からも、洗って繰り返し使えるメイクスポンジやメイクブラシを使うのがおすすめです。
メイクスポンジ・メイクブラシのおすすめ13選
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ここからは、ハフコレ編集部がおすすめするメイクスポンジ&メイクブラシ13選をご紹介します。自分のお気に入りのファンデーションと合うものを見つけて、メイクをさらに楽しんでください。
メイクスポンジ 7選
女優からの指名も多い人気メイクアップアーティスト、河北裕介さんプロデュースのメイクスポンジ。持ちやすい小ぶりサイズで、底面は頬や額など面積の大きいパーツに、先端は小鼻や目の周りなど細かいパーツにと使い分けが可能。ハイライターやチーク、コンシーラーなどの境界線もなじませられるので、1つ持っていればメイクがランクアップ。
安定感のある五角形で、キメが細かくむっちりした質感なので、リキッドファンデーションはもちろん、パウダーを密着させたい、厚塗りを避けたいという時にも便利です。洗ってもヘタれにくいとプロのメイクさんにも多くの愛用者がいます。
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ふっくらとした厚みと、細部にも広い面にも塗りやすいユニークな形に多くのリピーターが多いメイクスポンジ。特に真価を発揮するのは油分多めなクリームファンデーションを塗る時。余分な油分は吸収しつつファンデーションをぴたっと密着させてくれるから、スキンケア仕立てのような美しいツヤ肌に。
パウダリーはもちろん、リキッドにも使え、プロにも愛用者の多いベーシックなメイクスポンジ。水を含ませ、かたく絞って使うと、粉っぽさがなくピタッと密着して自然な仕上がりに。奇をてらわないオーソドックスな形ながら、マルチに使え安定感があります。
細かい毛が植えてあるフロッキー面と、通常のスポンジ面が一つになったメイクスポンジ。カバー力をきちんと発揮させたい時はスポンジ面を使い、ふわっと自然な仕上がりにしたい時はフロッキー面を使うのがおすすめ。同じファンデーションがオンオフ両用使いできるようになると、メイク好きの間でも人気です。
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敏感肌ケアで有名なブランドから登場した、肌あたりが究極に柔らかなメイクスポンジ。デリケートな肌にダメージを与えないよう、計算された柔らかさがポイント。色ムラなどが生じやすくカバーしたい敏感肌のために、最大の肌負担となる摩擦を軽減した設計です。
プチプラ派から絶大な人気を誇るロージーローザのメイクスポンジ。実はプロのメイクアップアーティストの中にも愛用者がいます。薄くゴムのような弾力感があり、ムラのない仕上がりに。ナチュラルメイク派は、パウダーファンデーションをこれに取り、スポンジの端を持ってすっと顔をなでて薄付きにしているそう。
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メイクブラシ 4選
ザクッと斜めにカットしたブラシの先端が、顔の凹凸に密着して使いやすいと評判のメイクブラシ。パウダーはもちろん、リキッドやクリーム、エマルジョンにも使えるという万能ぶりも嬉しいところ。メイクブラシとしてはリーズナブルな価格で爆発的な人気となり、似たようなタイプも数多く登場していますが、これが一番!との愛用者が多い一品。
植物由来のポリエステル繊維を使用したメイクブラシ。リキッドファンデーションを顔にすばやく、ムラなくつけたい時に重宝する柔らか設計。ほどよくコシがあり、しなるのでリキッドファンデーションがボテっとつかずなめらかな仕上がりに。
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歯ブラシのようなユニークな形状で、凹凸にもぴたっと密着し、毛穴が気になる肌、夕方にファンデーションがシワに落ち込むという大人肌には特におすすめ。圧がかかりにくいので敏感肌でも使いやすい設計に。テクニックがなくてもきれいに仕上がるメイクブラシです。
大ぶりのサイズ感で、手にした時の安定感もピカイチ。伸びのよいリキッドファンデーションを手早くつけたい時に便利です。毛が密集しているので毛穴が目立つ部分、キメが乱れた部分もするんとなめらかに。
エコなメイクスポンジ 2選
人気のしずく型スポンジに、ココナッツ殻を使用した環境にやさしいメイクスポンジ。水を含ませると膨らみ、柔らかい肌あたりに。斜めカットの部分はハイライターやチークをのせるのにも便利です。ラテックスアレルギーの人も安心して使える上、地球に優しいともあって、海外では特に人気のよう。
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70%が竹などの植物由来原料というエコ素材ながら、むっちりとした弾力感のあるメイクスポンジ。2個セットは、大小サイズがあり使いやすく、エコ素材とは思えない均一な仕上がりが見事。環境への意識が高いイギリスで爆発的にヒットしています。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がハフポスト日本版に還元されることがあります。
(取材・執筆:高見沢里子)
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