エリザベス女王杯(G1、芝2200メートル、13日=阪神)の最終追い切りが9日、行われた。前走クイーンS1着からひと息入れたテルツェット(牝5、和田正)は栗東から駆けつけた池添騎手が乗り、ウッドコースで力強い動きを見せた。共同会見に出席した和田正一郎調教師(48)の一問一答は以下の通り。

-追い切りのテーマは?

和田正師 直前はあまり疲れを残さないようにと考えていまして、先週しっかり負荷をかけました。その中で最後の反応が甘いと感じたので、負荷をかけるというよりは余裕を残したところでラスト反応させるというような形で乗ってもらいました。先週よりもしっかり走れていたと思いますし、折り合いがいい中にも前向きさがあっていい感じで来られているなと思いました。

-昨年は11着。昨年と比べての成長や状態面などについての変化は

和田正師 今年は昨年より少し実が入ってきて、馬体の張りも良くなっている。昨年も悪い状態ではなかったですが、今年の方がもうちょっといい状態で出すことができるのではと思っています。

-レース運び、レース展開に関して

和田正師 ゲートに課題があるので、うまく決めてもらっていい位置で脚をためながら最後しっかり伸び切れるレースができればなと思っています。

-意気込みを

和田正師 この後も心身ともにいい状態でレースへ持っていって、あとはいろいろとうまくいけばいいなと思っています。