3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一に輝いた野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督(62)が31日、東京都内で行われたスマート・ライフ・プロジェクト「世界禁煙デー記念イベント」に出席した。この日で侍ジャパン監督の任期満了を迎え、退任が決定。「監督業っていうのは、ずっとそうですけど、契約が終われば終わるというだけの話。そう言われると、なんかちょっと寂しくなりますね」と心境を語った。
イベント後の取材では後任監督についての質問もあった。野球ファンの間ではイチローさんや松井秀喜さんの就任を希望する声も多いことについて意見を求められ、「僕が言うところではないと思いますけど、今回本当に、選手たちが自分のことを捨てて、応援してくれる人のため、野球のため、日本のために全力を尽くしてくれた。野球のOBのみなさんを含めて、個人的な事情は全て捨てて、そのために全員がそこに向かってくれると僕は信じている。みんなが求める、みんながどうしてもこの人にやってもらいたい、という監督さんがやってくると思っている」と語った。
栗山監督は近日中に退任会見を開く。侍ジャパンの次のスケジュールとしては、11月16日から東京ドームで開催される第2回アジアプロ野球チャンピオンシップがある。次期監督は前ソフトバンク監督の工藤公康さん(60)、前巨人監督の高橋由伸さん(48)、東京五輪でコーチを務めた井端弘和さん(48)らの候補を軸に、今夏をメドに人選を進めていく。
関連キーワード
からの記事と詳細 ( 栗山英樹さん侍ジャパン監督後任に触れる「みんなが求める監督 ... - 中日新聞 )
https://ift.tt/5Vde9TG
No comments:
Post a Comment