“最近の蒸し暑さですでにダウンぎみ、なんだか肌も下向きに変化している気が。もしかして、肌にも夏バテがあるのでしょうか？”
──夏に陥りやすい、元気のない肌印象の原因とは？
強い日差しと過酷な暑さ、おまけに服装での調節もしづらい室内外の温度差。梅雨明け前から今年も夏バテの予感を察知し、ゲンナリしている人もいるのでは。その“お疲れ感”は、肌においても同じ。ハリを失ってゆるんだ印象が生まれがちな原因について、ソンミさんに聞いてみた。
「そもそも肌の老化の原因は20%が加齢で、80%は紫外線による光老化だといわれています。夏は日差しが強く、それを浴びたままきちんとケアができていないと、気づいたときには老化が進んでいたという事態に。また外に出て強い日光を浴びる一方で、意外と水分補給ができていないパターンも多いです。水分不足が続けば肌のハリはなくなり、ゆくゆくはシワの原因に」
水分補給は、これまでの連載でもスキンケアの根幹としてソンミさんが提唱してきた内容だ。もともとソンミさん自身も水をたくさん飲む習慣がなかったが、肌のことを考えはじめてから意識して摂取するようになったそう。「以前は私も、夏バテで水が飲めなくなることがありました。でもあるときから“一日に1.5Lは飲もう”と決め、意識して水分補給をおこなうように。ジュースやお茶ではなく、常温の水を飲むんです。この習慣をはじめてから、わかりやすく肌のハリ感が増しました」
──疲れてしまった肌におすすめのケア方法を教えて！
お疲れオーラを発してしまう“肌の夏バテ”を感じてしまったとき、たっぷり栄養を補うリッチなケアと、できるだけ刺激を与えないお休みモードのケアとでは、どちらを選択すべきなのだろう？
ソンミさんは次のように話す。「これは人によりけりなのですが、基本的にはナイトケアに贅沢な成分のアイテムを投入してみてほしいです。夜の22〜2時のあいだは“肌のゴールデンタイム”と呼ばれており、この時間は睡眠をとると肌の回復のためによいというのはみなさんご存じですよね。でももし忙しくてそれが難しい状況にあるときは、この時間までにメイクを落として、美容成分が豊富に入ったクリームをたっぷり塗るだけでも効果があります。反対に、昼間はしっかりと紫外線から“守る”ケアを心がけて」
──ハリ感をキープする、とっておきのマッサージ法などはありますか？
からの記事と詳細 ( 夏バテ肌をリフトする究極のセルフケア法は耳マッサージと水を飲むこと【美肌研究家ソンミが解決、あなたの肌悩み vol.7／夏バテたるみ肌編】 - VOGUE JAPAN )
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