「スポーツ選手がメイクとは」「おしゃれに現を抜かしている」女性アスリートが外見に手をかけていると見れば、すかさず非難の声が上がる。そんな風潮を恐れて美容から遠ざかる選手に「美容はコンディショニングの一環」と、声をかけるのは美容家の石井美保さんだ。
プロゴルファーやダンサーなど、第一線で活躍する競技者も彼女のサロンを訪れる。4月10日には、著書『一週間であなたの肌は変わります 大人の美肌学習手帳』(講談社)を発売し、この時期にぴったりの“自宅でも実践できるスキンケアメソッド”を公開。既に増刷も決定しており、彼女に肌の悩みを相談したいという女性は後を絶たない。
女性と美を見つめる石井さんのアスリートビューティー論とは。
ニキビ、肌荒れすら“放置”せざるを得ないスポ根文化
重要なプレゼンがある日には、お気に入りのスーツを着る。少し丁寧に髪を整える。外見のケアをモチベーションアップにつなげているビジネスパーソンも少なくないはずだ。しかしその感覚は、スポーツという領域において時に通用しない。
石井さん「私の学校でもそうでしたが、メイクはおろか眉を整えることすら許してもらえませんでした。アスリートの美意識を批判する方がいるのは、そうした学校や部活の“スポ根”文化が影響しているのかもしれませんね」
石井美保さんが主宰するビューティーサロン『Riche』は、新規予約が取れないほどの人気サロンだ。女性たちが求めるのは、特別なエステやメイクテクニックではない。石井さんのスキンケアメソッドだ。顧客の多くを占める働く女性たちは、日々ストレスや不規則な生活リズムに悩んでいる。それと同等に、もしくはそれ以上に、肌にとって過酷な状況下に置かれているのはアスリートたちだ。
石井さん「外での競技は日焼けや大気汚染。遠征が多ければ生活リズムの乱れ。審美系の競技は濃いメイクが肌に負担をかけます。室内の競技であっても、汗をかいた肌をすぐに流さずにいることで、肌の塩分と水分のバランスが乱れて肌トラブルにつながります」
男性と比較すると、一般的に女性は皮膚が薄い。その分皮膚に蓄えられる水分量も少なく、乾燥しやすい。そうした性差も影響して、女性は男性以上にスキンケアを必要としている。日々肌への外敵ばかりの状況に置かれる女性アスリートにとってはなおさらだ。
石井さん「アスリートのエネルギー源として欠かせない糖質も、肌ストレスの一つです。特にウェイト管理をしている方は、試合が終わると反動で一気に大量に食事をとる傾向にあります。しかし、糖質の摂りすぎは肌のコラーゲンの破壊や、活性酸素を生み出して肌の老化にもつながります。いくら筋肉量が多いアスリートといえど、たるみにつながっていくのは避けられません」
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