例年なら9月に発表と発売を迎える新型iPhone。2020年も発売時期こそ不明なものの、新モデルに関するウワサは、SNSやニュースサイトを賑わせている。今回はカメラと生体認証に関するウワサや予想をまとめてみた。
カメラは4眼と2眼の2種類か?
2019年に発売されたiPhoneの背面カメラは、iPhone 11 Proシリーズの2機種が広角+望遠+超広角のトリプルカメラを備え、iPhone 11が広角+望遠のデュアルカメラを備えている。2020年に展開するiPhone 12(仮)シリーズでは、上位のProシリーズにiPad Proでも採用したLiDARスキャナーが追加されるのではないかとのウワサが出ている。
例えば、Bloombergは、2020年4月の段階で、今後のiPhone Proシリーズが背面に3台のカメラとLiDARスキャナーを搭載し、iPhone 11の後継機となるモデルはデュアルカメラのままになるだろう、という予測を報じている。
LiDARスキャナーとは、ToF方式、つまり光が物体に反射して戻ってくるまでの時間を測定して距離を測る仕組みにより、周辺環境の詳細な3Dマップを得られるセンサーのようなもの。これを搭載することで、ARアプリの体験が向上するといった変化がある。
上位モデルの価値を維持するために、LiDARスキャナーの追加は理にかなっており、可能性としては十分にあり得る。ただし、決定的な情報が少ないこともあり、うのみにはできない。
超音波指紋センサーの搭載はどうなる?
新型iPhoneが超音波式のディスプレイ内蔵型指紋センサーを搭載するかもしれないというウワサも出ている。Bloombergは2019年9月の時点で、今後のiPhoneにはFace IDと連携して機能するディスプレイ内蔵型の指紋センサーが搭載されると報じた。
アニ文字などのメッセージ関連機能を強化している傾向をみるに、Face IDが廃止される可能性はまずないだろう。もしディスプレイ内蔵型のTouch IDが追加されるとしても、Face IDと共存は前提になるという予想は順当だ。
ディスプレイ内蔵型の指紋センサーは、既にAndroidスマホでは一般的に実装されているだけに、iPhoneが搭載することもあり得る。ただし、ブルームバーグの記事では、同技術のiPhoneへの実装は2021年と示唆していることもあり、2020年に発表される見込みのiPhone 12シリーズではまだ搭載されない可能性が高そうだ。
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