NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第95話が16日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、商店街でダンスを披露し、場を湧かせた算太(濱田岳)だが、実は病を患っていることが発覚。心配するるい(深津絵里)に、算太は「わしが悪いんじゃ。すまねえ。安子は何も悪くない」とわびる。そしてクリスマスプレゼントを渡す。中に入っていた物を見て、過去に思いをはせる、るい。それは、お金を貯めてきた算太の、古いものと新しい通帳だった。そして算太は亡くなる。錠一郎(オダギリジョー)は、ひなた(川栄李奈)と桃太郎(青木柚)、そして算太を連れて家族で岡山に里帰りしようと提案する。

岡山の雉真家にるいの一家は、算太の遺骨とともに里帰りする。そして勇(目黒祐樹)、雪衣(多岐川裕美)と再会する。るいは雪衣から岡山で算太が橘の和菓子店を再建しようとしていたことを聞く。雪衣は算太がいなくなったのは、自分が算太を傷つけてしまったからだと言う。

博多大吉は「いよいよ岡山に帰りまして」と朝ドラ受けした。森花子アナウンサーは「まだちょっと(るいの母・安子に対する誤解は)完全には解けてないですね」と話した。大吉は「ロバートさんのこと、後は誰が知ってましたっけ」と言うと、華丸は「勇さんが境内で目撃はしてますけどね」と語った。ツイッターでも「複雑に絡んだ糸が、少しずつ解されていく」とコメントが並んだ。鈴木奈穂子アナウンサーはあさイチを欠席中だが、大吉は「気付いたことがあれば、みなさんメール使ってください、家で見ている鈴木アナウンサーもください、考察あったらお願いします」と呼び掛けた。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。