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Tuesday, July 19, 2022

ハイエンドのスマートフォンが大幅に値上がり、少しでも安く買うには? - ITpro

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 2022年7月1日に米Apple(アップル)が「iPhone」の価格を改定した。最上位の「iPhone 13 Pro Max」の1TBモデルは、従来の19万4800円(税込み、以下同)から23万4800円と、4万円もの値上げとなった。アップルに続き、キャリアが販売するiPhoneも値段が上がった。

 iPhoneの値上げは昨今の円安を受けての施策だが、それ以前からスマートフォンの端末価格は高くなる傾向にあった。世界的な半導体不足や、流通コストの高騰などの影響だ。そこに大幅な円安が加わったことで、値上げに拍車がかかった。

 今夏発売のハイエンドのスマホの価格を見ると、ソニー製の「Xperia 1 IV」は19万872円(ドコモオンラインショップで一括払いによって購入した場合)。前モデルの「Xperia 1 III」は15万5440円だったので、3万5000円以上高くなった。

 シャープ製の「AQUOS R7」も19万8000円(同)。前モデルの「AQUOS R6」は11万5632円で、8万円を超える大幅な値上げとなっている。秋に発売されるであろうiPhoneの新モデルも、今月値上げされたiPhone 13シリーズの価格よりも高くなると予測される。

 これから機種変更などの理由でスマホの買い替えを検討し、欲しい機種を見つけたとしても、値札を見た途端にたじろいでしまうかもしれない。そんな事態を減らすため、ハイエンドの端末を少しでも安く手に入れる方法を紹介したい。

(1)型落ちモデルを狙う

 ハイエンドのスマホを安く入手する最もシンプルな手段は、発売から1年以上経過したいわゆる「型落ちモデル」を狙うことだ。近年、スマホの進化のスピードは鈍化傾向にある。1~2年前に発売された機種でも、最新のハイエンド端末と比べて、それほど遜色なく操作できることがある。

 ディスプレーやカメラのスペックも、最新の中級モデルより優れていることが少なくない。例えば、3~4年前に発売されたハイエンド端末を使っていたら、1年前に発売された型落ちのハイエンド端末に乗り換えても、十分に満足できるはずだ。

 ほかの家電製品と同じように、スマホも型落ちモデルは値下げの対象になることが多い。総務省が定めたガイドラインにより、回線契約を伴う端末代金の割引は2万円が上限に設定されている。そのため、まずは税込みで2万2000円割引されることが多いようだ。

 例えば、2022年4月発売の「Galaxy S22」は、12万2012円(ドコモオンラインショップで一括払いによって購入した場合)。これに対し、1世代前の機種で2021年4月発売の「Galaxy S21 5G」は7万7792円(同)。当初の価格からは2万2000円割り引いている。最新モデルの購入をあきらめるだけで、4万4000円以上節約できるわけだ。

ドコモオンラインショップは型落ちモデルなどを2万円程度の割り引くことがある

ドコモオンラインショップは型落ちモデルなどを2万円程度の割り引くことがある

(出所:NTTドコモ)

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 同じ総務省のガイドラインでは、製造を中止して一定期間が経過した端末はさらに安く設定できる。製造中止から12カ月を経過した端末は半額まで、24カ月を経過した端末は8割まで割引できる。古い機種ほど安く入手しやすいといえる。ただし、こうした端末をオンラインショップが格安で販売すると、あっという間に売り切れてしまうことも多い。

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