岩手県大槌町の有志5人が21日、8月の大雨で住宅浸水など大きな被害を受けた秋田県五城目町内川湯ノ又地区でキッチンカーによる炊き出しボランティアを行った。両町は東日本大震災を機に交流が続いている。有志の藤原朋さん(37)は震災後、仮設住宅住まいの時に五城目町が送ったコメをもらったといい、「少しでも恩返しになればとの思いで駆けつけた」と語った。
5人は藤原さんが代表取締役を務め、大槌町でジビエ事業に取り組む「ソーシャル・ネイチャー・ワークス」の社員ら。
21日は午前6時半ごろに大槌町を出発。約3時間半かけて五城目町に到着した。11時すぎから災害ボランティアの休憩所などとして活用されている湯ノ又公民館近くにキッチンカーを停止め、炊き出しを開始した。
湯ノ又地区では12~13日にかけての大雨で、住宅30棟以上が浸水被害を受けた。同地区の町内会長の沢田石智さん(56)は「浸水で精神的にまいってしまっている人もいる。復旧に向けて先が見えない中、こうした支援をしてもらえるのは心強い」と話した。
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