アイシンは、同社が開発した超微細水粒子「AIR(アイル)」の変換技術を活用した美容機器「WINDSCELL(ウィンセル)」を、2022年11月から美容に関する自由診療を行うクリニック向けに発売する。
超微細水粒子を使い、触れることなく肌をうるおす最新美容技術
アイシンは、住空間の研究で培った調湿技術と自動車やオートバイの排ガス処理に使われているカートリッジの技術を組み合わせることによって、空気中の水分子を超微細水粒子に変換して放出する技術を開発し、「AIR(アイル)」と名づけた。
「アイル」には、変換された水粒子を肌に浴びることで、肌を潤す保湿効果や、皮膚に塗布した美容成分を肌の角質層まで浸透させる導入効果のほか、デリケートな肌への活用などが期待されている。
そしてこの度、「アイル」を組み込んだ美容機器「ウィンセル」を美容に関する自由診療を行うクリニック向けに発売することに。
「WINDSCELL(ウィンセル)」とは、水 “Water”、目に見えない “Invisible”、皮膚細胞(角質細胞)に届ける “Delivery to skin cells”。という三つのキーワードをあわせて命名された。
その名に隠された、あたたかく心地よい風 “WIND” を感じるとき、1.4~1.5ナノメートルの目に見えない微細な水粒子が美容成分とともに肌を満たす。
ウィンセルが可能にするのは「肌に触れることなく、水と美容成分で満たす」という全く新しいセル・トリートメントだ。
美容クリニックにおいては、医師の診断のもと肌悩みに即した美容成分を顔に塗布し、機器から30cm以内の距離で20分間あてるだけの施術を実現する。
「ウィンセル」の特徴のひとつである、摩擦やレーザー、針、電気のような痛みを生じることがない「非接触導入」を最大限に生かしてもらうために、専用導入剤を用意し、ウィンセル導入のメニューも合わせて提案していく。
製品概要
本体寸法:幅450×奥行き370×高さ570mm
重量:12Kg
電源:AC100V 50/60Hz
消費電力:140W
※本製品は医療機器ではなく、疾病の治療・予防を目的とするものではない。
構成/Ara
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