- アブドゥライ・バシリー氏は「組織と政治の指導者たちは政治プロセスを進めるために行動を起こしてきた」と語った
- 「すべての国際パートナーが現在の機運を支持し、リビアの問題に関して声をそろえて話すべきだ」
ワシントン:国連リビア特使のアブドゥライ・バシリー氏が4月18日火曜日、安全保障理事会で、今年末の重要な選挙の開催に関する合意を得るため、国内の政治・軍事グループの間でシャトル外交を行ったことを明らかにした。
アブドゥライ・バシリー氏は、リビアの戦闘グループが包括的な議会選挙・大統領選挙を実施し、国の統一のため交渉を継続することを約束させる上で、自身の努力が実を結んでいると語った。
「リビアの指導者たちとすべての関連当事者が、選挙への公約を表明したことに従い、公約を達成するために具体的で相互に納得できる解決策を講じることを求めます」と同氏は述べた。
「組織や政治のリーダーたちも、政治プロセスを進めるために行動を起こしています。リビアの指導者たちに、すべての公約の実現によって、今年、指導者を選出したいという国民の期待に応えることを強く求めます」
バシリー氏は、リビアの人々が平和・安定・繁栄という「当然の願い」を達成できるよう支援を求めた。
2011年にムアンマル・カダフィ元最高指導者が倒れて以来、同国では政治派閥が権力を争っている。
リビアでは、戦闘グループ間の相違を解消し、権力分立をめぐる合意を得ようとする試みもあるが、首都トリポリの国民合意政府と、リビア国民軍(LNA)を指揮するハリファ・ハフタル将軍と提携する東部都市ベンガジの政権との間で激しい分裂状態が続いている。各陣営は、地域および世界の様々な関係者に支援されている。
バシリー氏によると、西部と東部の両軍の参謀総長であるムハンマド・アル・ハッダード将軍とアブデル・ラゼク・ナドゥーリ将軍は今月初め、ベンガジで会談し、両軍の再統合をさらに進め、選挙プロセスを支援する方針を確認したという。
バシリー氏は、リビアには「新しい力」があり、安全保障に携わる人々の間で集中的な協議が行われたと述べた。
「すべての国際パートナーが現在の機運を支持し、リビアの問題に関して声をそろえて話すべきだ」と同氏は語った。
またバシリー氏は、同国の人権状況を「緊張状態」とし、その市民社会スペースは「さらに制限される」と述べた。
同氏は次のように語った。「リビア当局が人権に関する義務を果たし、不処罰を終わらせ、市民社会組織の活動にもっと多くのスペースを提供することを強く求めます」
からの記事と詳細 ( リビアの戦闘グループ、和解と選挙に向け少しずつ前進:国連特使 - ARAB NEWS )
https://ift.tt/u5gLR2P
No comments:
Post a Comment