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Friday, March 11, 2022

藤原紀香「少しでも笑ってほしい」 久本雅美と関西弁で「毒薬と老嬢」、16日開幕 - 時事通信ニュース

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2022年03月12日08時00分

「人の心をふわっとさせられる舞台にしたい」と話す藤原紀香(左)と久本雅美=大阪市のホテル

「人の心をふわっとさせられる舞台にしたい」と話す藤原紀香(左)と久本雅美=大阪市のホテル

 1941年のブロードウェイ初演以来、80年以上にわたり世界各地で上演され続けている舞台「毒薬と老嬢」(錦織一清演出)が、3月から4月にかけて東京や大阪など全国5都市を巡演する。久本雅美と藤原紀香のダブル主演作。2人が演じる役どころは「老姉妹」だ。

 第二次世界大戦が始まった頃のニューヨークの高級住宅街を舞台に、姉のアビー(久本)と妹のマーサ(藤原)が引き起こす騒動を描く。高齢化社会や安楽死など、現代にも通じるテーマを含んだブラックコメディーだ。久本は「生きる、死ぬ、老いるというのは、永遠のテーマ。古いとは全然思わない」と語る。

 「戦争の影が近寄り、世の中が不穏になってきたら、笑いを求めてしまうというのは、80年たっても変わらないのでは」と藤原。世情とも重ね合わせ、「(日本は)平和といえば平和かもしれないけど、コロナ禍でもあり、世界を見たら戦争もある。だからこそ、劇場に足を運んでくださる方には、少しでも笑ってほしい」と願いを込める。

 共に関西出身で、舞台での共演は初めてとなる2人のせりふは関西弁だ。「しっかり者で世話好きな大阪のおばちゃんが、どういうふうに皆さんになじんでいくのかが大事」と久本。藤原は「(マーサは)『背筋が伸びたおばあちゃん』ちゃうかなあ。料理を褒められたら、すぐ疑いの心が消えるような人の良さがある。アビー姉さんよりも警戒心がない」と、演じる役のイメージを膨らませている。

 「毒薬と老嬢」は3月16日に東京・新橋演舞場で開幕。名古屋、福岡県久留米市、札幌市での公演を経て、4月24日に大阪松竹座で千秋楽を迎える。

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