兵庫県香美町村岡区大笹のハチ北高原スキー場が１０日、オープンした。雪の量が例年の３分の２ほどで、雪造りのため１２～１６日は臨時休業し、１７日から再オープン予定。
１４あるゲレンデのうち、中央ゲレンデで１０月下旬から人工造雪機を稼働させてきたが、１１月中旬に最高気温が２０度を超える日が続き、一部が解けてしまった。
それでも、オープンに合わせて長さ約７００メートル、幅５～１０メートルの帯状のコースを整備。阪神間や播磨地方などからスノーボーダーやスキーヤーが訪れ、「シュゴオ」「ザザーッ」と爽快な音を立てながら、初滑りを楽しんだ。
管理する鉢伏開発観光の坪本隆取締役（６１）は「今季は雪が多い予報。年内に全面滑走できるようになれば」と期待。地元から訪れた小学６年と同４年の姉妹は「学校が休みの日は毎日滑りたい」と笑顔だった。
１１日は午前９時～午後３時半。１７日以降は、午前８時～午後５時（平日は午前８時半から）。鉢伏開発観光ハチ北事務所ＴＥＬ０７９６・９６・０２０１（長谷部崇）
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